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現代の正義!?地球温暖化問題と二酸化炭素犯人説は本当なのか!について

 

【このページでお伝えする内容】

 


●気候が体に及ぼす影響、ココだけの新たな視点が身につく!
●地球温暖化は本当に問題なの?地球のリズムからその真相を読み解く!
●二酸化炭素と遺伝子組み換え問題との接点。情報に流されない自分作りの一助になる!
●地球は本当にもろくてか弱い存在なのか?ナチュラルライフのまなざしが身につく!

 



「地球温暖化」という現代の正義・・・。


それは人類共通の課題。


「地球が泣いている」
「異常気象だ!」「異常事態だ!」
「いますぐ二酸化炭素の削減を!」


テレビも雑誌も、みんな同じトーン。二酸化炭素の削減はもはや地球市民として当たり前に取り組むべき課題と叫ばれています。


でも、果たしてそれは本当なのでしょうか?
ほかに違った見方はないのでしょうか?
もしかして世論誘導・・・、その可能性はないのでしょうか?


今回は人類的課題となった地球温暖化問題を「考古学」の視点から考えてみます。そのことで、この問題に対する違った視点をお伝えしたいと
思います。


日本人の体は大きくなった。
身長は伸びたし、足も長くなった。


そんなことが言われます。


日本人といえば“胴長短足”、かつては相場が決まっていました。これは欧米人より腸が長いことが理由ですが、確かに体型は変わりつつあるよう
です。平成7年度の厚生労働省の統計による平均身長は男性171.1cm・女性158.4cm。この80年の間に10センチ近くも伸びている計算になるのです。


その理由はというと・・・、


「栄養状態」の改善。牛乳に卵、肉に魚、「栄養学」に基づいたバランスよい食事に改善された結果であると私たちは思っています。


でもよくよく調べてみると、そうとは言いがたい面が浮かび上がってくるのです。


「何のこと?」と思われるかもしれませんので、詳しく説明していきましょう。


國學院大學名誉教授・樋口清之氏(故人)の研究によると、


いまから200年以上前、時は江戸・天明年間。当時の日本人の平均身長は「男性157cm」、「女性145cm」だったと推定されています。


当時は小柄だったんだなと思われるかもしれません。でも、もう少し時代をさかのぼってみるとどうでしょう。室町時代(1300年代〜)の男性の平均身長はなんと「166cm」と推定されます。鎧冑(よろいかぶと)や出土した骨を調べてみると、当時の日本人は想像以上に大きかったことが分かるのです。


あの金ピカの金閣寺が作られたころでしょ?食べものだってきっとゴージャスだったんじゃないの?


でも金閣寺が豪華な理由は、当時の中国との関係で理解する必要があります。またこのころに1日「二食」から「三食」に定着したといわれますが、「質」の問題はさておき、いまほど食物が豊かなはずがないのです。だから室町人が大柄な理由を“栄養状態”の一言で片づけることは無理があるのです。


では一体どうしてなのでしょうか?


それは気候条件と密接な関わりがある、そうした説があるのです。


アメリカの地理学者ハンティントン博士は長い間、中国で気象変動と政治的事件や暴動、飢饉などの関係を統計的に調査しました。たくさんの著作がありますが、中でも『文明と気候』(1915年)は有名です。それによると、アジアの大気は60年ごとに一巡し、寒暖300年・温暖300年といったサイクルで変動している。こうした「600年周期説」を唱えているのです。


この説によると、江戸天明期の157cmは「寒冷期」にあたり、室町時代の166cmは「温暖期」にあたる。一般に寒冷期には身長は低くなり、反対に温暖期には高くなる。つまり栄養状態の改善というよりはむしろ気候変動によるというわけです。


いま現在は「温暖期」にあたる。だから日本人の身長は高くなっていると考えられるのです。


山梨大学教授の池田清彦氏は、このことをブナの植生に照らして指摘しています。


東京の高尾山(標高600m)の山頂付近には、樹齢300年を越える「元禄ブナ」がたくさんあります。ブナは寒冷を好み、高地に生きる植物。だから高尾山の標高や気温では本来的に育ちようがありません。実際にいま若木を植えても育たないというのです。それなのにどうして「元禄ブナ」は生息できたのか?理由は寒冷期で、気温が低かった。「元禄ブナ」は寒冷期だったことの証拠というわけです。
(『やぶにらみ科学論 (ちくま新書)
』池田清彦 著 より要約)


現在、鮭は北海道が本場で東北地方が北限といわれますが、江戸時代には千葉県の利根川でサケがよくとれた。また寒冷期の平安時代は和歌山県・熊野川にサケがあがった、といった記録も残っているのです。


地球は一定の周期で寒暖を繰り返している。


地球温暖化問題は二酸化炭素が原因とされていますが、それだけでは説明しきれないのも事実です。地球のバイオリズムの面からも冷静に語られなければならないと思います。


氷河期が1万年前に終わり、気温は上昇し続けていった。そして約6000年前にピークを迎え、そして下降・上昇を繰り返した。そうした繰り返しの中で今日に至っている。


「環境危機」、「絶滅危機」、そうしたことが盛んに言われますが、さまざまな側面から眺めない限り、物ごとの本質を見誤るような気がしてなりません。絶滅危惧でいえば恐竜だって滅んだわけなのです。また「二酸化炭素」問題についても、原子力発電の推進派による陰謀説だって噂されているのです。


前出の池田教授は「地球温暖化は科学というよりは政治であると思ったほうがよさそうだ」と指摘しています。


だからといって、二酸化炭素を無制限に出してよいと言っているわけではありません。もちろん無闇な森林伐採に賛成するつもりもありません。ものを大切にすることにも異論はありません。ただその見方に偏りがあることは否めないと感じるのです。


化石燃料による二酸化炭素に問題を集約する論調は、遺伝子組み換え推進派の主張とどこか似ています。遺伝子組み換えこそが、食料危機による飢餓を解決する唯一の手段といい続けているのですから。


果たして、自然界は人間が保護するようなもろくてか弱い存在なのでしょうか?


現在の科学が知り得ている事実は全体の約4%程度でしかないといわれます。残りの96%はいまだよく分かっていないのも事実なのです。自然界は私たちが思うよりもずっと奥が深く深遠な世界というわけです。


ナチュラルライフとは自然界を手本に、そこに学び実践する生き方です。判断の基準はあくまで自然界にある。私たちは事態を冷静に見つめるまなざしを養う必要を感じます。


今回は「地球温暖化問題」について考古学の角度から考えてみました。

■参考文献
『逆・日本史1』 樋口 清之 著 祥伝社NONBOOK 刊


『やぶにらみ科学論』池田 清彦 著 ちくま新書 刊





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